はじめよう外リフレッシュ

忙しい日の合間に。子供と楽しむ、身近な植物図鑑づくり

Tags: 自然観察, 植物, 子供向け, 手軽, ファミリー

はじめに

毎日お仕事や子育てで忙しくお過ごしの皆様、本当にお疲れ様です。自然に触れる時間は大切だと感じつつも、「本格的なアウトドアは準備が大変そう」「時間がない」と感じていらっしゃるかもしれません。

しかし、自然は特別な場所に行かなくても、私たちのすぐそばにたくさん存在しています。近所の公園やいつもの散歩道、あるいは自宅の庭やベランダにも、小さな発見が溢れています。

今回は、そんな身近な自然の中でも「植物」に注目し、お子様と一緒に手軽に楽しめる「オリジナル植物図鑑づくり」をご紹介します。高価な道具は一切不要。短い時間で始められる、自然との優しい触れ合い方です。

なぜ植物図鑑づくりがおすすめなのか

身近な植物を使った図鑑づくりは、忙しい毎日の中でも取り組みやすく、お子様と一緒に楽しめる素晴らしい自然体験です。

準備するもの:家庭にあるもので十分です

本格的な図鑑を作るわけではありませんので、特別な道具は必要ありません。

これだけあれば、すぐに始めることができます。

はじめての植物図鑑づくりに挑戦

さあ、実際に植物図鑑づくりを始めてみましょう。難しいルールはありません。まずは気軽に、楽しむことを一番に考えてください。

  1. 場所を選んでみる: 近所の公園、自宅の庭、散歩道の脇など、普段利用する場所で十分です。人が少なく、少し立ち止まって観察できる場所が良いでしょう。
  2. 今日の植物を探す: 「どんな色の花があるかな?」「変わった形の葉っぱはないかな?」など、お子様と一緒に話しながら探してみてください。無理にたくさんの種類を見つけようとせず、一つか二つ、興味を持ったものに絞っても良いでしょう。
  3. じっくり観察する: 見つけた植物を、絵に描いたり、写真を撮ったりする前に、少し時間をかけて観察してみましょう。「葉っぱの形はギザギザだね」「この花びらは何枚かな?」「どんな匂いがする?」など、五感を使って感じたことを言葉にしてみます。お子様の気づきを引き出してあげてください。
  4. 図鑑に記録する:
    • ノートに絵を描いたり、写真を撮って印刷して貼ったりします。
    • 観察して気づいたこと(色、形、大きさ、生えている場所、どんな虫が止まっていたかなど)を簡単に書き込みます。
    • もし名前が分かれば、名前も記録しておくと、後で見返した時にさらに楽しい図鑑になります。(名前が分からなくても全く問題ありません。「名無しの〇〇」として記録するのも面白いです。)
    • 日付を入れると、後で「去年の今頃はこんな植物があったね」と振り返ることもできます。

たったこれだけです。1回の活動で1ページでも2ページでも構いません。少しずつでも積み重ねていくことが大切です。

安全に楽しむために

手軽に始められる活動ですが、いくつか注意しておきたい点があります。

さらに楽しむためのヒント

おわりに

忙しい毎日の中で、自然と触れ合う時間を持つことは、心のリフレッシュにつながります。そして、お子様にとっては、身近な世界に興味を持ち、学ぶ楽しさを知る貴重な機会となります。

今回ご紹介した植物図鑑づくりは、特別な準備や長い時間を必要としません。いつもの散歩のついでに、公園で少し立ち止まった時に、気軽に始めることができます。

完璧を目指す必要はありません。お子様と一緒に「これ、なんだろうね?」「面白い形だね」と話しながら、楽しむこと。それが一番大切です。

まずは、次の週末に、あるいは今日の帰りにでも、一歩外に出て、足元や頭上を少しだけ気にかけてみてください。きっと、新しい発見があるはずです。

この小さな一歩が、皆様とお子様の日常に、ささやかな彩りを添えることができれば幸いです。